「片付けロボット」で、あなたは片づけなくてもよくなる?
画像は、片づけロボットではなく、愛玩用の犬のロボットですが・・
今日は、片づけロボットのお話し。
NHKの「超AI入門」という番組で、「散らかったものを、AIが片づけてくれる技術」についての情報を取り上げていました。
散らかしたお部屋も、外出して帰ってきたら元通りきちんと片付いているなんて。
それはとっても助かるお話しではないですか!
とっても興味深かったので、内容をシェアしますね。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
昔、娘が出かけている間に、あまりの散らかりようだった部屋を片付けたことがあります。
帰ってきて「あれ~、キレイになってるぅ~妖精さんが片づけてくれたのかな~?」なんてすっとぼけてつぶやいていましたが(;’∀’)
そんな話が近未来に!なんだかワクワクしますね。
「あらら、散らかしましたね。皆さんがいない間に勝手に片づけますよ。4つの能力を身に付けましたから。」とナレーション。
立方体に腕のような機能がついたロボットが、散らかったものを掴んで適切な場所に片づけていきます。
4つの能力ってなんでしょう?ご紹介しますね。
Contents
その1・見分ける力。どこに何がある?
片付けを始めるときに、部屋のどこに何があるのか確かめますよね。
お片付けロボットも、まずは散らかり具合、状況の把握に努めます。
星柄のハンカチ
黒いチェックの靴下
ウェットティッシュ・・・
天井のカメラと、ロボット自体のカメラと合わせてより精度の高い認識を試みます。
家の中にある、何百何千というカタチの違う物体を認識することができるそうですよ。
深層学習(ディープラーニング)というモノの発展で、ここ最近可能になったこと。
人間のように(!)散らかり具合を見てみぬふりはしないそうですよ!さすがロボット!
その2・つかむ力。AI版マジックハンド
モノの場所が分かっても、つかめないと片づけられません。
ロボットにとって「モノをつかむ」って意外と難しいことらしいですよ。
ハンカチのようにつかむとカタチの変わるもの、ペンのようにつかみにくいモノってありますよね。
片付けロボットのカメラは、モノの奥行きが分かる深度測定付き。
正確に認識して、安定してつかめる場所を3次元情報で判断します。
その3・整える力。方向の乱れは心の乱れ?
片付けはただ、元の場所に戻せばいいわけじゃないですよね。
使う人が使いやすいように、上下も反転して向きを変えて置くこともこのお片付けロボット、できます。
スリッパを適切な位置に揃えるとか。
「この部屋はこういうモノがしまわれている」と、ロボットが事前に学習して、自動的に片づけられる仕組みになっているのだそう。
その4・対応する力。急な模様替えにも対応
「なにかこの部屋のレイアウト、飽きちゃったな・・きまぐれな模様替えにも対応します」とナレーション。
「それ、本棚に入れてくれる」「それはこっち」
そんなオーダーにも応えてくれます!これにはびっくり。
「それ」が何を指すのかも、音声と画像の情報で学習するんですって。
マルチ(複数の)モーダル(様式)処理というそうですよ。
片付けロボットは、将来的にはすべての家の中に
家の中をきちんと整えてくれる。どこにあるのか教えてくれる。
未来の家には、こんな素晴らしいロボットが当たり前のようにあるかもしれない。
夢が広がりますね!
でも、今現在は、まだまだ実用化には長い年月が必要そうです。
お片付けロボットが活躍する日が来るまで、コツコツと自分で片づけるしかなさそう・・
ということで、どうせなら楽しくお片付け!していってほしいな。と私は思います♡
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。