【間取り相談・玄関】片付く仕組み作りは建てる前から!
どうしてこんなところに、こんな使いづらい収納空間が?
ってお客さまのお宅で思うことがあります。(失礼ながら)
それより、こちらにこんな収納があったら良かったんですけどねー、ってお話しすると、「それ、建てる前に聞きたかったです」と。
その度にふつふつと、間取りから相談して下されば。という思いが。
今回はそんな私の願いが叶って、間取りの段階からの収納相談のお客さまが。
モニターとしてサンプル協力の許可をいただきましたので、ご紹介しますね。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
新居を建てられるお客さま、図面段階でのご相談です。
Contents
住まいが片付かない原因は間取りの作り方にあった!?
片付けにお困りのお客さまのお宅によくある共通点は。
納戸など大きなスペースの収納空間はあるのだけど、使いたいものを使う場所に入れる収納がないこと!
たとえ大きな収納空間があっても、「そこまで片付けに行くのが面倒くさい」と感じれば、片づけられません。
自分の生活動線上に、入れたいモノに合った形や広さの収納を設ければ、家は必ず片付きます。
最初に、片づけられる仕組みを構築しておけば、片付いた状態を維持しながら住み続けることができます。
生活動線上の適切な位置に、入れたいモノに合った収納を作り、「片付く家」を作りましょう。
玄関収納に絶対欲しい機能はこれ
お客さまの図面には、ウォークインシューズクロークが。
もし、なかったら、他のところを削ってでも作ったほうがいいですよ。とおススメしようと思ってました。
玄関に置きたいものって、意外とたくさんあるからです。
「靴と傘くらい?」って思っていませんか?
玄関に収めたいものは、靴と傘以外にも「外で使用するもの」全般です!
・子供の外遊びの道具(お砂場セット、サッカーボール、浮き輪・・)
・外で使う趣味のもの(ゴルフクラブ、テニスラケット・・)
・外で身につける身の回り品(手袋、マフラー、コート・・)
・非常持ち出し袋(家族の人数分、背負える重さで詰め込み過ぎず)
他には、「外へ出したいもの」があります!
紙ごみや段ボールなどの資源ごみ、どこのお宅でも意外と置き場所が決まっていないケースがあります。
階段下収納でもいいですが、シューズクロークならお出かけの際に目につくので忘れずに持って行くことができますよね。
暮らしがラクに整う収納
厚手のコートなど、部屋の中まで持ち込んでつい椅子にかけたままに・・なんて、なっていませんか?
外で使うものは、家に帰ったときにそのまま玄関に収納できれば、部屋は散らかりにくくなります。
コートを掛けるには、奥行きが50~55㎝程度の収納場所が必要です。
お客さまのお宅では生協の発泡スチロールの箱も、置きたいとのことだったので、やはりそれなりの奥行きが欲しいですね。
下足入れの奥行きは30㎝程度。
各個人の靴の大きさにより異なりますが、、お客さまのご家族にはそんなに大きな足のサイズの方はいらっしゃらないということだったので。
この2種類の奥行きの違う収納が、右手と左手に配されているといいですね。
自分も整う収納の仕組み
あと、玄関に欲しい機能と言えばこれ!
「鏡」です。
幅30㎝高さ120~150㎝程度の姿見があれば、外出時に収納からコートを出して着てみて、鏡で身だしなみをチェックすることができます。
急いで出かけるときにも、ほんの少しの時間でお化粧やコーデのチェックもできますから助かりますよね。
玄関は、印象を決める重要なポイント
その家の第一印象を決める大事なポイントなるのが、玄関。
家族や来客をいつでも気持ちよく迎え入れるためには、雑多なモノを見せないような収納が必要です。
そういった面でも、ウォークインシューズクロークは大容量で、床から天井までの壁面収納が可能なので非常に優秀と言えるのではないでしょうか。
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。