【間取り相談・リビング】片付くリビングの条件とは?
リビングは、家族みんなが集まる場所!
ということは、家族それぞれの持ち物や共有で使うもの、など雑多なものが集まり、とっても散らかりやすい。
最初に適切な場所に置き場所を決めておけば、「ラクに片付く、散らからないリビング」が手に入ります。
建築図面からの、収納相談のお客さま。
今回はリビングスペースをご紹介しますね。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
お客さまのお宅は、ご夫婦と小学生のお子さんの3人暮らし。
生活の中心となるリビングで、ご家族の暮らしを楽しく育んでいけるといいですよね!
モノが散らかっているとくつろげないですから、ここは「片づけやすい仕組み」に力を入れたいところ^^
すっきり片付くための「動線」と「収納」
「収納はたっぷりほしい」と建築士さんに伝える方は多いと思います。
でも、ただ大きな収納空間があればそれでいいわけではありません。
片づけやすさを構成する「生活動線」と「収納」の関係を考えてみましょう。
日々の暮らしは、ものを取り出して使う、しまうの連続です。
生活動線に合った収納があれば、スムーズに動け、無駄な動きをなくすことができます。
そうすることで、毎日の暮らしの効率が上がり、余裕が生まれますね。
モノを「使う場所」と「収める場所」の動線を最小限になるような動線を見つけてみましょう。
そして、その動線上の最適な場所に収納を設ける。
そうすることで、片づけが苦にならない自然に片付くお部屋が出来上がります。
リビングに収納したいモノ
・テレビやオーディオ機器、DVDやCDソフト
・新聞、雑誌、書類、文房具
・お子さんのおもちゃ、学校用品(年齢が大きくなったら自室へ)
・薬や衛生用品
生活用品として雑多なものが、たくさんありますよね。
特に「可愛いから」などの理由で買った雑貨などは、散らかりやすいモノの、代表格なのでは?
あとは読みかけの雑誌とかですかね。
ああ、どこに片づけたらいいんだろう・・とお悩みではないですか?
使う物を使う場所へ
書類をテーブルで見たり書いたりするのなら、キッチンカウンター下に収納スペースを作りましょう。
棚の奥行きは30㎝あれば、A4の縦型ファイルボックスが入ります。
棚収納だけでなく、引き出し収納も必要です。文房具など細かいモノも入れたいですからね。
AV機器やソフトなどは、やはりテレビ周りの棚に収納場所を決めましょう。
お客さまが悩んでいらしたのは、お子さんのおもちゃ。
お子さんは成長するので、専用にする必要はなく、フレキシブルに使える可動棚にしつらえるといいと思います。
中学生くらいになったら、自分の世界ができるので自分のモノは自分で管理できるように、リビングではなくすべて自室に収納できるようにするといいですね。
置き場所が決まらないものはどこへ?
新しく家に入ってきたモノなど、置き場所がまだ決まっていないモノってありますよね。
そうしたものは、一時置き場をつくっておくと片付きます。
床やテーブルに出しっぱなしにしておきたくないものなど、ありますよね。
壁面いっぱいに収納棚をつくり、収納ボックスを収めて使うようにすれば、こまごましたものも、すぐにしまえてごちゃつきが目立たなくなります。
イメージはこんな感じでしょうか。
扉をつけて、見せる収納と隠す収納のメリハリもあるといいと思います。
でもあくまで一時置きなので、早めに収納場所を決めてそこに移しましょう。
フレキシブルに使える空間があると、便利です。
すっきりリビング、作ってくださいね^^
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。