おもちゃを散らかすお子さんに困っているお母さんへ、話したい5つのこと
子供が出かけたあと、おもちゃを散らかしまくったリビングに、はーっとため息。
これまでも、お片付けの本を見て一生懸命声掛けをしてきた。
「ぬいぐるみが寂しがっているから、元のお家に返してあげようね」
「ママと競争してやってみよう。よーいドン」
気が付くと、子供はどこかへ行ってしまって・・
なんで私が一人が片づけなきゃならないの(汗)
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
子供とのお片付けにお悩みのママ、多いですよね。
イライラがつのって、つい子供にきつく当たってしまう・・
どうして上手くいかないの、と自己嫌悪に。
そんな負のループをたちきれるといいですね。
Contents
その1おもちゃの量は、適切ですか?
お客さまのお宅では、リビングの続きの和室を子供の遊び場にされています。
幼稚園児のお子さんは、そのおもちゃで遊ぶというよりも、ばーっと広げて(散らかして?)終わり。という遊び方のようです。
まんべくなく広がったおもちゃを、お子さんだけで片づけるのはやはり難しいです。
お子さんがラクに管理できるだけの量にしないと、「自分で片づけてほしい」というママの願いはちょっと叶えられません。
おもちゃが多過ぎないかどうか、見直してみてください。
その2 あそび場所は適切ですか?
おもちゃ部屋である和室は、リビングダイニングからは丸見え。
家族がくつろいだりテレビを見たりするときにも、おもちゃが散らかった様子が目に入ります。
たとえば2階の子供部屋にプラレールなどのおもちゃを持っていって、組み立ててそこで遊ぶようにしたらどうでしょうか?
そうすれば出しっぱなしになってる!とママが目くじらたてる必要はありません。
組み立てる系のおもちゃは、「出したらしまう」という行動も毎日だと大変です。
「出しっぱなしでもいいよ」という悪く言えば無法地帯みたいなところも作ってあげた方が、ママもストレスを感じないかも。
その3 片付けたいのは誰ですか?
「ついカリカリして怒ってしまうんです」
実際にその和室全面に散らかったおもちゃを片づけてみたら、大人の手でやれば10分とかからなかったんです。
「どうして片づけないのよ!ママばっかりにやらせて!」なんて怒っているヒマがあれば、さっさっと片づけちゃえば終わります。
片づけたいのは、ママで、子供は片付けたくないと思っているということは、、、
ママの「片づけなさい!」は押し付けでしかないんですね。
片づけて、キレイな状態になって満足しているのは、あなた自身です。
その4 子供が私に片づけを依存するようにならないですか?
そうやってママが片づけていると、「どうせママがやってくれるから」と思うようにならないか。
片づけの躾は一朝一夕にはいきません。
まずは「片付いた状態」「キレイな状態」を子供にインプットできるように、ママが頑張ってみてください。
そして、「キレイになって嬉しいね。お片付けって気持ちいいね」と楽しく笑顔で子供に語り掛けてほしいんです。
怒られてやる片づけと、楽しくやる片づけと、子供はどちらを選ぶでしょうか?
まずはママ自身がお片付けを楽しむことから、始めてほしいと思います。
その5 子供の仕事は「遊ぶこと」
幼年期は特にお勉強よりも、遊んで情緒を育んだり、いろんな発見をしたり、その中で成長していくものだと思います。
ママの目線が「遊ぶこと」よりも「片づけること」に焦点が置かれてしまっては、子供もちょっと苦しいですよね。
お片付けにカリカリしないで、もっと鷹揚に構えてみてもいいんじゃないかな。と思います。
温かい目で見守ってあげてくださいね。
私も女の子1人と男の子2人を育ててきました。
今のママは一生懸命になり過ぎて、ちょっと窮屈なところがあるみたいに思うんです。
子供がおもちゃで遊んでいるのは、わずかな期間。あっという間に過ぎます。
その短い期間を親子ともども楽しんでほしいな、と思います♪
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。