キッチンカウンターの引き出しの使い方
キッチンのたっぷりした収納スペース。
ぎゅうぎゅうにモノが詰まっている場合もあれば、何を入れていいのか分からなくてがらがらな場合も。
今回のお客さまは、もったいない使い方をされていました。
最初のステップ「モノの住所を決める」ことをしないまま、てきとうに使っていると、毎日毎日の家事動線が整備されず、実にもったいないことになってしまうんです。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
収納はがらがらなのに、調理台にはいろんなものが置かれて。
必要なときに、必要なモノをさっと出して、使わないときはしまう。
そんな整理されたすっきりキッチンを作ると、毎日が変わります♪
キッチンカウンターの引き出しビフォーアフター
腰高の、一番使い勝手の良い位置にある引き出しです。
統一感なくいろんなものがしまわれていますね(;’∀’)
アフターです。
お弁当グッズを集めました。
お弁当の日には、ここだけを開ければすべて揃っているので、あちこち探す無駄な動作を省けます。
二段目の引き出し。
食材ストックの他、なにか、いろいろなモノが・・
なにをどう入れていいのか分からない・・というお客さまの心が見てとれるようです。
アフター
シリコン容器と、飲み物系、だしパックなど。
土鍋は吊戸棚にありましたが、たとえ使用頻度が低いものでも、「重いモノ」「割れ物」は頭の上の収納はNGですのでこちらに移動しました。
3段目の、深い引き出しには、お菓子や食材など。(画像なし)
向かって左側の引き出しの一段目です。
布巾などが入っています。
お客さまは、ご家族分の飲み薬の場所に困っていましたので、こちらの取り出しやすい位置の引き出しに全部の薬系をまとめることにしました。
プライバシー保護のため、アフター画像はなしです。
左側2段目の引き出しビフォー
お弁当箱やタッパー類など、こちらはそれなりにまとまっていましたが、お弁当箱とタッパーは、使うシーンが違うので別々に置くことに。
アフター
布巾やハンカチ、掃除用具や、ストック品など。
仕切りのかごがあると、もうちょっとすっきりしますね。
左側3段目の深い引き出しビフォー
こちらも、奥さまの混乱する気持ちがよく分かります。
「何を」探したくて「どこを」探せばいいのか頭が混乱しますよね。
アフター
背の高い洗剤類や、タッパーを集めました。
一つの引き出しに入れるカテゴリーの種類は2種類か、多くても3種類までにおさえるといいでしょう。
自分の探しているものがあちこち開けないと、どこにあるのか分からない状態では、家事が停滞します。
今回、カテゴリーごとに整備したことで家事動線も短くなり、家事の時短にもつながったのではないでしょうか。
全体のアフターです。
すっきり気持ちの良いキッチンになりました♪
ぜひ、お料理を楽しまれてくださいね!
次回は、シンク側の引き出しをお伝えします。
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。