【お客さまからの質問】盛り塩、お守りの置き場所は?
あなたは、「お守り」はどこに収納されていますか?
「盛り塩」ってされていますか?
私もそうですけど、ほとんどの方が「なんとなく」の置き場所に置いてあって、なにが正解なのかあいまいなままになっているんじゃないでしょうか?
お客さまから質問されたので、いい機会だと思い、ちょっと調べてみました。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
「盛り塩」と「お守り」どちらも日本人として大事なものですね。
やたらな所に置いて効果が薄れてしまうのは、避けたいところ。
そもそも「盛り塩」ってなんのため?
中国の故事に由来するところによると、「お客さまの足をとめるため」つまり集客のため。
人寄せのための縁起担ぎの面があるようです。
でも、個人のお宅ではこの意味はなさないので、たぶん日本の仏教的な意味で置いているのだと思います。
私たちは、お葬式のあとに、塩を撒いたりしますよね。
「清めの塩」と言われます。
一般家庭では、塩が清浄や生命力の再生などの意味合いを持つことから、「清め」のために盛り塩をする。という考えが正しいかと。
「盛り塩」を置く場所
ズバリ、玄関とお風呂・トイレ・キッチンなどの水周り。
玄関は気の入り口なので、悪い気が入ってこないように、魔除けのために置きます。
きちんとそのパワーを引き出すために、きれいに掃除をしてその仕上げとして玄関の端と端に盛り塩を。
水周りは、家の中でも凶作用の強く働く場所なんだそうです。
それらの場所に、清浄な塩を置くことで、厄払いの効果が期待できます。
*トイレは、綺麗な場所なので、清める必要はない。盛り塩を置く場所ではない。と書いてあるサイトもありました。
「お守り」を置く場所は?
お守りを大切に扱って、良い状態にしておくことが、ご利益を受けやすくなる方法だと思います。
一番神さまのご利益を受けやすい方法は、かばんや財布に入れ、「常に身に着けておく」ことだそうです。
では、持ち歩かない場合は?
家に神棚があれば、神棚に置くのが丁寧な扱い方です。
神棚がないときには、棚やタンスの上に白い布あるいは半紙などを敷いてその上にお守りを置くといいでしょう。
神様は、「キレイなところ」が大好き!
タンスや棚の上は整理整頓していつもキレイな状態を保ちましょう。
せっかく神社などで授かった大切なお守り。
ぜひ効果が上がるように、置く場所にも気遣っておくようにしたいですね!
そして、神様に嫌がられないように、お家の中もすっきり整理整頓、片付いた状態にしておくとさらにいいと思います^^
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。