賃貸暮らしの、動きやすい動線を考える洗面所収納
人一人が通りやすい通路の幅って、どのくらいか知っていますか?
最低でも60㎝。なにか荷物を持って通るのならば、90㎝は必要だと言われています。
だけど狭い賃貸では、なにかと制約が出てきますよね、、。
今回は、狭い洗面所での収納のお話しです。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
こちらの洗面所は何も置いていなければ、横幅130㎝・奥行き78㎝の空間でした。
洗面所に収納したいものあれこれ
洗面所の収納スペースと言えば、洗面台下にありますよね!
我が家ではこんな感じ。洗剤や害虫のスプレー、ハンドソープの詰め替えなどがぎっしり。
掃除が苦手な人は、(自分を安心させるため)やたら掃除用洗剤を買い集めてしまうのだとか。
まさに私(><)
自宅建て替えのための仮住まい中なので、次の引っ越しに備えてビニールに入ったままのものもあります。
ここがこんな感じでいっぱいになってしまったので、日常使うものを入れておく場所がありません。
で、こんな風にカラーボックスを入れてみました。
ブラシやボディケア用品など、毎日使うものはある程度高さがあって、オープンになっている収納が取り出しやすい。
狭いので置きたくはないけど、どうしても必要な収納です。
これがないと片付かない
カラボを入れたことで、残った幅は45㎝。せ、狭い・・。
ドラム式洗濯機なので、出っ張りがあってさらに窮屈に感じます。
私でも狭く感じるので、これが身長178㎝の長男ならもっと窮屈でしょう(;’∀’)
懐かしいお宮参りの写真。右端が長男。
でも長男も大学時代は似たような賃貸暮らしだったし。
狭くてもなんとかやっていたんでしょうね。
空間の余裕とこころの余裕
先にご紹介した「人が通れる最適な通路の幅」にはちょっと及ばない洗面所収納。
なくせば「快適」ですが。また別の不便が生まれる。
ここに置かなくてもいいものと、ここになければ困るものの区別がしっかりできていれば、「快適ではないけれど不便じゃない」状態に。
大切なのは見極めですね。
皆さんは、必ずしもその場所に置かなくていいもので、場所を塞いでいないでしょうか?
しっかり見極めて、空間にゆとりをもってこころにも余裕を持ちたいな。と思います。
私ね、思うのですよ。
もう人生の後半戦。
はじけるような若さとパワーを持った若い時とは違って、
こころの余裕がその人の佇まいに現れるって。
部屋のごちゃつきを見ないふりして、着飾って出かけても。
どこかで「隙」が見えてしまうのじゃないかなって。
ものをどけながら、あるいはものを踏みつけて、家の中を移動するような毎日を送っていると
どこか「余裕のなさ」が隙のない化粧の中にも見え隠れしてしまう。
今回は、収納を置くことで狭くなったけれど上にはものを置かない。いつも清潔にする。という課題を立てて残りの賃貸生活を楽しむことにします♪
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。