人生100年時代のアラカンからの住まい方
膝が痛くて、2階にはもう何年も上がっていないのよ・・
納戸にいっぱいモノが詰め込まれているけど、何が入っているのかは分からない。
片づけたいけど、もう体力的に無理。
人生の先輩方から、よく聞かれる言葉です。
そうなる前に、転換期を迎えたアラカンからのお片づけをお勧めします♪
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
アラカンの私と、60代の夫。
老後の暮らしを見据えた人生の転換期を迎えています。
お家を思い切って半分に断捨離!
自宅建て替え中ですが、元々の家は50坪の敷地に延床面積30坪の家が2棟建っていました。
離れは、義父母が使っていましたが他界してからは私たちが使うように。
4DKと3LDKの2棟(延床面積合わせて60坪)を管理していたんです。
そう言うと、なんだか広い家みたいですが実際は駐車場も庭もなくて間取りも悪い使いづらい家でしたー(ボロクソ・・(笑))
で、今度の家は延床面積30坪。
なんと今までの半分!ばっさり断捨離です!
旦那は、以前は自分の部屋の10畳に加えて釣り部屋に6畳2間を使っていました。
それが今回の建て替えで、使えるのは6畳一間だけに。
それに伴って、溜め込んでいたたくさんの荷物を処分したんです。
(捨てられない男だったのに!よく決断できたとびっくり!)
この作業は、もし10年後だったら出来なかったと思います。
望んでそうしたわけではなく、駐車場と庭を作ったらそうなってしまったわけで・・。
でも考えてみたら、老後は「モノを減らしていく」ことにシフトする年代。
収納スペースがあるから、詰め込んでしまうのです。
つまりざっくり収納スペースを減らしてしまうのが、手っ取り早い!
モノが捨てられない旦那が、「そこに入るモノだけで暮らす」ことに。(使える部屋が減ったのは、ちょっと可哀そうだと思うけど)
無駄な部屋はムダにコストがかかる
今は2DKの賃貸に仮住まい中ですが、なんと7月の電気代が
6390円だった!!
去年の7月は12580円。半分!
収入が限られてくる老年期には、固定費を減らせるかどうかが大事なポイント。
今までムダに部屋数が多かったので、電気代もそれなりにかかっていて。
さらに、収納スペースが減ればムダ買いもなくなります。
お掃除もラクになるし、各部屋に目が行き届く。
良いことづくめでは♪
新しい暮らしを考える
あなたは、どんな暮らしがしたいですか?
夫婦2人には広すぎる家を減築する?
郊外の家を売って、便利な立地のマンションに引っ越すとか。
それとも早めに介護付き老人保健施設に入ってしまうとか。
こうした住み替えやこれからの暮らしを考えるとき。
必然的に必要になるのが
「ものを減らすこと」
一戸建てからマンションでも老人ホームでも移り住むとなると、驚くほど収納スペースが狭くて入らなくなります。
そして「人生に必要なものはそう多くない」
家も、自分も身軽に
引っ越しは、かなりの体力を使います。
そして仮住まいに慣れたころにまた引っ越しです。
さらに新しい自宅の環境にも慣れていかなければなりません。
住まいの環境を変えるということは、若いときほどカンタンではありません。
肉体的な衰えや、認知機能の低下、負担が大きいものに。
環境を変えるのであれば、気力や体力、判断力がある50代~60代のうちに決断することをお勧めします。
住み替えを予定していなくても「引っ越しをするつもりで」お片づけに取り掛かるのも、これからの暮らしの質を上げることにつながるのでは。と思います^^
私たち夫婦は前の住まいを手放し、これからの未来を生きていく家を作っています。
その決断は、この先の20年・30年を大きく違ったものにしてくれることでしょう。
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。
*コロナ感染拡大防止のため、片づけサポートサービスはお休みさせていただいております。申し訳ありませんが、再開するまでお待ちください。