50代からの写真整理⑤私はこうして写真・アルバムを捨てました。
今はもう大きくなってしまった我が子の写真、顧みると、どの写真も・・・
可愛くって捨てられない!と思うのはどのお母さんも思うことですよね。
写真を減らして整理しよう!とは決めたものの、「捨てる」ことに関しては他のモノとは、「捨てにくさ」が段違いに感じます。
今日は、たくさんの写真・アルバムをどうやって捨てたのかをお伝えしますね。
こんにちは。静岡大人の片付け塾 八木幸子です。
これだけ量があったので、一度に捨てることはできず燃えるゴミの日に何回かに分けて捨てたんです。
「写真を捨てる」という気持ちを整理するのに、時間が必要だということもあります。
お別れの儀式のように
ぱっと見ただけでは、アルバムと分からないように新聞紙に包むことにしました。
丁寧に、心を込めて。
写真を厳選する段階で、選ばれなかった写真はそのまま一緒に。
本当に処分していいのか、2段階に分けて見直してみました。
他のモノと違って、心が迷うので、ここはじっくり時間をかけて。
半透明のビニール袋に入れて、燃えるごみの回収に。
「人の顔が映っているから」など気になる方はここで塩を振ってもお祓い(?)するといいかもしれませんね。
そしてついにK点を超える(笑)
この機会に学生時代の、卒業アルバムともさよならです。
卒アルを捨てることを、「捨てのK点越え」と言うそうですが。
そういったものを捨てるなんて、人としてどうよ?っていう境目なのかな。
卒アルを捨てられたら、他のモノなんて躊躇せず捨てられる気持ちになろうというもの。
これって、
これって、
もう何十年も見返したことないし、久しぶりに引っ張り出してみたけど、集合写真ばっかりで、正直、見ていて目が辛い・・・(細かすぎだよ・泣)
学生時代の友達とは、今も交流があるし、何かと集まってたりするし。
大事なのは「今」なんですよね。
過去にどんな顔してたのか、知っててもいいけど知らなくてもいい。
さすがに「これ」は捨てられない
そんな私でもこればっかりは捨てられない。
結婚式のアルバム。(豪華な装丁に高級台紙)
本音は、「要らない」と思ってる・・・
なぜかと言うと、花嫁って式当日はホントに大変ですよね、疲れていたり、かつらや着物がきつかったり。
ぜんぜんイケてない花嫁姿のオンパレード。
まだ普通のスナップ写真の方がキレイに撮れてる。
でもこれを捨てるのは、旦那さんに対してどうかと思うので(笑)
私にとっての本当のK点越えは、ここかもしれません。
あなたが写真が捨てられない理由はなに?
写真に限らず、思い出系のものは、「捨てたら二度と手に入らない」から。という理由ではないですか?
過去の楽しかった思い出、大事です。
あえて言うと、「だから何?」と思うのです。
昨年の冬に、ある旅館の日帰り温泉を利用したんですね。
そこには大きくて立派な1本の梅の木があって。
あまりに見事なので「また春になったら見に来たいね」と話してたんです。
今回、ずっと昔の写真が出てきて、その満開の梅の木の前でにっこり微笑んでる私の写真(笑)
そう、咲いてるときに見たことがあるのに、すっかり昔過ぎて忘れているんです。
忘れていたことに、がっかりしたけれど、毎年いろんな所に行くし、これからもたくさん行ったり、たくさん忘れたりするでしょう。
写真があってもなくても、そのことが重要なことじゃない。
「きれいだね、また来たいね」そう思う華やいだ気持ちが、大事なんじゃないかな。
大事なのは、いま、ここの私自身。
最終的にこれだけになった、アルバムたち。
ここから先は、そう増えることもないでしょう。
あ、補足として・・
この無印良品のアルバムは、とっても軽いのですが写真が入るとさすがに重くなります。
合計396枚が収納されているので、持つとずしっと重いです。これは計算外でした。
軽さを求める方は、総収納枚数の少ないものを選ぶといいかもしれません。
これまでの写真整理の経緯はこちらからどうぞ
長いシリーズになりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
静岡 大人の片付け塾 八木幸子でした。